茶の湯文化の祖・千利休の菩提寺「大徳寺」まで徒歩10分。裏千家今日庵、表千家不審庵まで徒歩7分。国の登録有形文化財である船岡温泉まで徒歩7分。
正庵は京都市北部の西陣に位置し、周辺には広大な土地を有する大徳寺や建勲神社などがあり、昔ながらの雰囲気が漂う京都の奥深さを感じられる。金閣寺・龍安寺・北野天満宮にも簡単にアクセスできる好立地。レトロな雰囲気が漂う銭湯「船岡温泉」が近く、滞在中に温泉を楽しめるのも魅力。
格子の玄関戸をあければ土間に飾られた絵画、ミセノマ(町家の通りに面した1階の部屋)のアンティーク家具が出迎えてくれる。天井に彫られた鞍馬天狗が鞍馬山が近いことを実感させるほか、透かし彫りの欄間も美しい。
お風呂とお手洗いは現代使用に改装されていると共に、冷暖房設備も充実し、季節を問わず快適に過すことが出来る特別な空間。非日常を味わえる特別な町家。
日常から離れ、京の暮しへ
正庵は「京都市景観重要建造物 歴史的風致形成建造物」に指定されている希少価値の高い町家です。
京町家ならではの「うなぎの寝床」と呼ばれる奥の深い造りは、お客様を静かな京の内側へお連れします。
その独特な間取りは、京都で暮らしてみなければ味わえない、
特別な感覚をもたらしてくれます。
通り庭には嫁隠しのつい立、年代物の水屋箪笥が置かれ、吹き抜けの高窓から差し込む光が独特の明るさをもたらします。
座敷に入れば京都北山の銘木を使用した通り廊下や離れの格天井など、随所に伝統的な町家のしつらえをご堪能いただけます。
滞在に花を添えるこだわりの美術品
町家美術館としての価値も高い正庵。
玄関、奥座敷に飾られた日本画は吉田真理子作の「冬瓜」。
展示会などにも出展されたこの作品は、繊細な色使いで描かれ、その大きさも相まって思わず見とれてしまうほどの魅力があります。
玄関と離れの廊下には竹内義博作の陶器が置かれています。
清水の登り窯で焼かれた土の風合いをご鑑賞ください。
中の間の打ち掛けは100年程前の「手描き友禅」。
2016年に、生誕300年を迎えた伊藤若冲の世界を表現した日本刺繍が随所に施され、その細やかな技と織り成す色合いは時代を超えて観る者を惹きつけます。
美しい作品たちを愛でながらの滞在は、その時間を豊かなものにしてくれます。
アメニティ
※浴衣・パジャマ等の寝間着はご用意しておりません。
浴衣ご希望の場合は1着500円でご用意できますので、予約時のご要望欄にご記入ください。
利用注意
※調味料類はお客様の好みやアレルギーの問題などありますのでご用意しておりません。 皆様でのご準備をお願いしております。
※洗濯用洗剤のご用意はございません。ご自身でご用意ください。
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